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まずGoogleを教えなくてはダメか

久しぶりの更新は、「教える立場」の話。

「Photoshopで定規の目盛の位置を変えてしまったのですが、
もう一度ゼロに戻すにはどうしたらいいですか?」

週に1日だけですが、講師の仕事をしています。
教えているのはWebデザインやグラフィックデザインクラス。

週に1日だけなので、生徒さんたちが私に会えるのは週1回。(当たり前

残りの6日間、各々が別の授業を受けたり、作品を作ったりしているわけですが、
そんな中で「わりとよくいる」生徒像。

私が出勤の日には、授業前の時間に私の姿を探して捕まえる。

名目は「先生に質問がある」。

鼻息荒く質問してきます。
例えば、冒頭に書いたPhotoshopの定規の質問。


えーと、私はPhotoshopで定規を使いませんので~…と正直に答えるわけにもいかずw

たしか、定規が交わったところをダブルクリックとかじゃなかったかな?
と思いつつ、不確かなのでググる。

「Photoshop 定規 原点」検索

Google先生では、AdobeのFaqが一番に出てきました。(2015年9月現在)


・・・・・

その場では、ゼロに戻すやり方を教えて質問対応は終了。


その生徒は、毎回こんな感じで「質問を用意」しては、
授業前、授業後問わず質問を投げかけてくる。
それが、Googleであっという間に解決する問題であっても。

中高生ならまだわかります。
5段階評価で良い成績を取るには、「積極的に質問する」みたいなテクニックもあるからです。
優等生、成績優秀な人間には「質問くん」が多いです。
それは、決して彼らが疑問を多く持っているわけではなく、
「積極性アピールのためなら質問すら生み出す」というテクニックを使っているからです。(たぶん

ですがここは中学校でも高校でもなく、「質問する前向きな態度」を
評価するような教育の場ではないのです。
実力をつけてプロになってもらうのがすべて、みたいな学校です。

態度なんか悪かろうが構いません。
(私のクラスの場合は)いい作品や、クライアントの仕様に沿った作品を
作れる人になってくれればそれでいいです。

(注釈:社会人としてのマナーや就活テクニックは、
就職部というところが別途授業をしてくれています)


そんな学校であるにもかかわらず、
この生徒は、私に会えない一週間、その疑問を放置して
(あるいは「先生と会えない」と自分に言い訳をして)、
わからないままにしておいたわけです。

ググればあっという間に解決するのに。

このような基礎について、6日間放置するような人は、
就職して現場に出ても「教えてもらえる」と思って
教えてもらえるまで自分で解決しない人が多いです。

「まだそれ習ってません」

人の作業をよく見ていれば覚えるようなことも、
「習ってない」と威張る人、いますよね。

オーケー、オーケー、
教えなかった私が悪うございました。


じゃ、やらなくていいから。

って、言いたくもなります。


何でもかんでもググれと言っているわけではありません。
一応講師として、言葉で説明し理解してもらうことの大事さも、
少しは分かっているつもりです。

ただ、私は週1回の非常勤講師。

6日間も疑問を放置するよりは、
Google先生で1位に出てくるような質問は
さっさと調べて解決しておく。

その「解決力」がないと、現場ではものすごく苦労するのではないかと思うのです。





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